ROOT アップデートキット v2019.1 パッチノート

      2019/02/12

※2019.1.27.13:20.リザードカルトの派閥ボードが修正されていなかったので、修正を適用させました。

※2019.1.27.14.55.ウッドランドの派閥ボード微修正(0点の部分に月桂冠のみついていたため、除去)

※2019.1.27.18:10.ヴァガボンドの説明書「修理」部分修正、リザードカルトの説明書の「朝」の部分は差異がなかったため削除

 

※2019.1.29.18:25.ヴァガボンドの修理ルールに対する修正ですが、説明書の「アイテムの状態以降」項目と、The Law of ROOTの夜の項目に新ルールが適用されていなかったので、修正しました。

※2019.1.31.02:38.説明書のヴァガボンドの説明書17ページ、アイテムの状態に関する説明が現在のルールと照らし合わせると分かりづらいとのご指摘を受け、修正しました。

 

1.29以降のアップデートキットとの差分のみファイルはこちらです

 

 

 

 

2019年1月18日にROOTのデザイナーであるCole Wehrle氏が、BGGにROOTのルール調整を公開しました(https://boardgamegeek.com/article/30433730#30433730)。

これを受けて、サイコロ堂の和訳を使って遊んでいただいているお客様向けに、アップデートキットの和訳分を公開いたします。また、

・アップデートに伴う説明書やThe Law of ROOTの変更

・これまでに公式でエラーがあった部分+サイコロ堂和訳分の表記ゆれも同時に修正用シートにまとめました。

下記URLよりダウンロードし、シール台紙に印刷するなどして使用していただければと思います。
https://drive.google.com/file/d/1SiWPYedmah_GWUg_nQ8lo-70rCimgo26/view?usp=sharing

 

以下、大まかな変更点をサイコロ堂店主目線でざっくり解説しております。

総合的なルールに関する変更

・効果が同時に発生した場合は、手番プレイヤーが効果解決の順番を決定します。

・2人同時に勝利ポイントが30になった場合は、「手番プレイヤー」が勝者となります。

 

 

マルキス

 野戦病院の強化
“野戦病院で戦士を救うために、これまでは取り除かれる戦士ごとに1枚カードを消費していましたが、アップデート後は1度に何人の戦士が倒れとたとしても、(一致するカードさえあれば)カード一枚ですべて救うことができるようになります。しかし、救う人数を任意には決められないので、サプライの戦士が心もとない時の使用には注意がいる能力となりました。”

野戦病院
マルキスの戦士が取り除かれるたびに、あなたはその戦士がいた区画に一致するスートのカード1 枚を消費することで、王城トークンのある区画にその戦士を移動させることができる。マルキスの戦士たちが取り除かれたとき、あなたはその戦士たちがいた区画に一致するスートのカード1 枚を消費することによって、王城トークンのある区画にそれらの戦士たちをすべて移動させることができる。

 

 

鷲の王族

“一部用語の表記ゆれの修正

貿易軽視取引軽視

合計ピース数が最も少ないもっとも少ない戦士をもつ

 

ウッドランド連合

賛同者で獲得できる得点の弱体化
“賛同者を出せば出すほど得点がのびていくウッドランドですが、アップデート後は最初の賛同トークンを出す事で得られる点数は0に。合わせて賛同トークンで得られる点数が全体的に減少しており、これまでより賛同者を大事にする、慎重なプレイが求められそうです

賛同トークンを出すことで得られる点数
 1/1/1/2/2/3/4/4/4/40/1/1/1/2/2/3/4/4/4

 

ヴァガボンド

「敵対」状態での得点の入り方・修理のルールに変更(弱体化)、ヴァガボンド二人の際の遺跡アイテムルールの明確化
“敵対状態であれば攻撃をされた時すら倒した戦士で得点を重ね、他陣営が触りたくても触れない、ジャックナイフのような大暴れを続けていたアライグマさんですが、少々やりすぎてしまったようです。敵対状態の対戦相手の戦士を取り除いたときに得られる得点は、自分のターンでの戦闘のみ。つまり自分から戦闘を仕掛けないと得点が得られない仕様に変更されました。
また、これまでは修理したアイテムはすべて使用可能な状態で元の位置に戻りましたが、アップデート後は消耗状態で破損したアイテムは、消耗状態のままでカバンに入ることに。これにより、一度戦線を離れて全てのアイテムを修理した上にリフレッシュすぐに戻ってくる、といったことができなくなります。”

 

汚名(敵対状態での戦闘に関するルール)
あなたが戦闘で敵対派閥のピース1つを取り除くたびに、1 勝利点を獲 得します。(建物やトークンを取り除くことによる勝利点の獲得という、通常の方法にこれを加えます。つまり、戦士は1 点、建物は2 勝利点になります。最初に取り除く戦士は敵対派閥になる前のものなので、追加の勝利点を獲得しません)⇒あなたが自身のターンの戦闘で敵対派閥のピース1つを取り除くたびに、1勝利点を獲得します。(建物やトークンを取り除くことによる勝利点の獲得という、通常の方法にこれを加えま す。つまり、戦士は1点、建物は2勝利点になります。最初に取り除く戦士は敵対派閥になる前のものなので、追加の勝利点を獲得しません)

修理のルール
ハンマー1
つを消耗することで、破損アイテ ム1つをカバンかアイテ ムトラックに移動して、表向き に返します。⇒ハンマー1つを消耗することで、破損アイテ ム1つをカバン)か、アイテムトラックに、裏表を変えずに配置します。

ヴァガボンドプレイヤー2人でプレイする際の、遺跡アイテム入手に関するルールの明確化
以下の文章を追加
すでに自分の派閥ボードにある「R」のアイテムと一致する「R」のアイテムは手に入れることができません。探索したがアイテムを受け取らなかった場合、トーチは消費されますがアイテムによる勝利ポイントは獲得しません。

表記ゆれの修正

援助支援

奇襲強襲

 

リザードカルト

除け者の調整フェイズの挙動変化、生贄のコスト簡易化
“リザードカルトの能力の中でも特徴的な「除け者」を決めるフェイズが若干変更になりました。これまでは最も多いスートが複数あった場合、マーカの位置はそのまま、さらに裏表もそのままで、通常→憎悪側の変化はなかったのですが、今回のアップデートで、憎悪側へ裏返る事になりました。
また、一度マップに出した戦士を儀式でアコライトに昇格(?)させていたのですが、アップデート後は戦士(どこにいた戦士かは指定なし)をそのままアコライトボックスへ移動させるようです。(原文:Place a warrior in the Acolytes box.)”

 

除け者の調整フェイズの変更
鳥スートを除いて、ロストソウル山札のカードを確認します。最も多いカードスートが新たな除け者スートとなります。そのスートへと除け者マーカーを除け者側にして配置します。そのスートがすでに除け者であった場合、憎悪側にマーカーを返します。最も多いスートが複数あった場合、除け者マーカーは現在のままで留まります。鳥スートを除いて、ロストソウル山札のカードを確認します。最も多いカードスートが新たな除け者スートとなります。そのスートへと除け者マーカーを除け者側にして配置します。そのスートがすでに除け者であった場合、憎悪側にマーカーを返します。最も多いスートが複数あった場合、除け者マーカーは現在のスートで留まり、憎悪側になります。

生贄アクションに関するコスト変更
マップからあなたの戦士1 体をアコライトボックスに移動します。これを実行するために、あなたは鳥カードを公開する必要があります。あなたの戦士1 体をアコライトボックスに移動します。これを実行するために、あなたは鳥カードを公開する必要があります。

得点アクションに関するルールの変更(明確化)
任意の未公開カードを消費(ロストソウル山札に配置)して、消費したカードスートに一致する庭園トラックの、最も左の空きスペース上に記述された勝利点を獲得します。あなたはこの儀式を、ターンごと、スートごと一度のみ実行できます。任意の手札1枚を公開して消費(ロストソウル山札に配置)し、消費したカードスートに一致する庭園トラックの、最も左の空きスペース上に記述された勝利点を獲得します。あなたはこの儀式を、ターンごと、スートごと一度のみ実行できます。

 

メカニカルマルキス

マップデータの再入力
“登場以来、その凶悪な性能を持ってウッドランドを7日で炎に包んだと言われる(言われてない)メカニカルマルキスですが、軽微なバグが発見されました。プレイヤーボード表面の「区画優先」部分のマップですが、9と12をつなぐ線がなく、実際のウッドランドのマップとは違うものになっています。重要なのは数字の順なので、線があろうがなかろうが処理は変わらないのですが、この機会に彼らにも正しい地図を再入力してあげました。”

 

今後共、サイコロ堂をよろしくお願いいたします。

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